スマホアプリを10個だけにしてスマホから自由になってみた ~2日目~

スマホから自由になるためスマホアプリを10個に制限してみた。

 

kuratanin.hatenablog.com

 

二日目。

 

Google mapが無い。けど大丈夫

本日は家族で車で出かける。しかし行ったことがない目的地のため出発前にGoogle mapを開こうとする。

・・・・あ、Google mapも消したんだった。

 

実はGoogle mapを消すかどうかは迷った。現在ほとんどの人は初めて行く場所はスマホのマップ機能を使うだろう。もちろん私もその一人だ。

 

しかし、昔やちょっと前の海外旅行はGoogle mapなど使えないのが当たり前で、駅や地下鉄表や街頭の地図を頼りに目的地まで難なく行けていた。しかもちょっとそれが宝探しと道に迷うスリルからドキドキして楽しかったのだ。道に迷ったらそこらへんの優しそうな人に聞けば何とかなる。

 

Google mapが出てきてから人に道を聞くって皆無になったと思う。しかし今思い出したら、若気の至りで日本地図を片手に湘南から浜名湖まで自転車で1泊2日野宿の爆走をした記憶がある。記憶をいいように書き換えてなければ、特に道に迷わず何とかなった。というわけで、Google mapは消し去った。

 

それに、8年落ちの我が愛車にはカーナビという久しく使っていない素晴らしいシステムがある。目的地の電話番号を独特なタッチパネルで少々イライラしながら入力する。するとナビが問題なくルートを選択してくれて目的地に到着することができた。電話番号で場所を特定するって今になって結構すごい気がしてきた。

 

というわけで、別にGoogle mapも致命的ではないなと勝手にこの時は思った。

 

マクドナルドアプリがない、けど大丈夫

お昼ご飯を食べることになり、日本中の子供に熱烈に愛されているであろうマックに行く。ちなみにだが毎回ハッピーセットを買うことはためらわれるため、子供たちには特別な時にハッピーセットを買ってあげる約束をしている。(特別な時ってどんな時?といわれたときには分かりやすくお茶を濁していることは秘密である)

もちろん今日は特別ではないので普通に注文しようとスマホを取ろうとする。


あ、マクドナルドアプリは消したんだった。

 

でも大丈夫。レジがすいているため普通にレジで注文する。マクドナルドはスマホアプリが普及したせいかレジで並ぶ人が少なくなった気がする。

 

特に問題なく注文を終えマクドナルドを食べる。中年に近づくにつれてフライドポテトを食べると高確率で腹痛になることが分かり、マクドナルドで食べる物はマックチキンかチーズバーガーの二択になりつつある。また、子供たちの残飯処理という大役があるため控えめに注文をしており、例にもれず本日もマックナゲットたちを次々に胃に収める。

 

というわけで、マクドナルドアプリがなくなっても生活に支障はなかった

 

天気予報アプリがない、けど大丈夫

天気予報が気になったが、天気アプリは消し去ったため確認できない。天気の確認のためだけにPCを開くというのは面倒くさすぎる、どうしようかな・・・。

 

そうか、昔は新聞を見ていたんだ。あと毎朝7時のニュース番組で確認してた。

数年前に新聞を購読をするのをやめた。理由はデジタルデトックスではなく、情報過多気味だと思ったからだ。それ以来新聞というものを久しく触っていない。

 

実家にいたときは常に新聞で一日の天気を確認していた。それは日課になっていた。これを気に新聞生活を復活させてようと決意する。毎朝ニュース番組をつけたら子供たちの朝食のスピードが遅くなり慌ただしくなることは間違いないからそちらは封印する。

というわけで久しぶりに新聞を取ろうと電話をかけてみた。これはさすがにスマホの電話を使った。本来の使い方である。しかし休日のため電話はでなかった・・・。子供たちも初めての新聞に興味津々である。これは思わぬ効果かもしれない。

 

というわけで、新聞があれば天気予報アプリはなくても大丈夫。ついでにニュースサイトが恋しくなくなる病も新聞が解消してくれる気がした。

 

そういえば昔はみんな日経新聞を満員電車の中器用に折りたたんで読んでいたが、最近ではほとんど見かけなくなった。みんな電子版を見ているのか、そもそも購読をやめてしまったのだろうか。新入社員時代に誇らしげに(内容は全然分かっていないが)日経を電車の中で読み俺はできるビジネスマンだとアピールする時代が過去になってしまったことは間違いない。

今日のスクリーンタイム

今日も昨日に引き続き子供たちが寝た後のゴールデンタイムは映画をみて過ごした。

このゴールデンタイムを映画だけでなくいろいろな活動に充てたいと野心が出てきている。何をしようか妄想を巡らせる。

 

さて、今日のスクリーンタイムは・・・

 

10分!まずまずである。昨日の1分は流石にやりすぎだと思ったからだ。

safariで使っているのは新聞社の電話番号を調べたからである。

 

 

持ちあげ回数も順調に減っている。

 

よし、このまま続けようじゃないか。

スマホアプリを10個だけにしてスマホから自由になってみた 〜1日目〜

昨日、スマホから自由になるため、スマホアプリを10個だけにしてみた。

kuratanin.hatenablog.com

 

さて、1日目の今日。昨日アプリを減らしたことを忘れ朝一で無意識にスマホを開く。

 

 

あ、そうかスマホアプリ減らしたのか・・・。

ラインもメッセもSMSも溜まっていないので、即座にスマホを戻す。普段はここから溜まっているメールを見てリンクに巧みに誘導されsafariを開き、ついでにどうでもよいニュースサイトを見るという鬼コンボにはまってしまうところ、そもそもメールのアイコンがないのでその無限ループに陥らない。

なるほど、メールって結構危ない存在だったのだなと朝一で効果を確認する。ついでに癖になっていた株価のチェックもない。デイトレーダーをやっているわけではなく毎日株価を見たところで私の財産に影響はほぼほぼない、もっと言うと良いことなど何一つないのだが、なぜか見てしまうのだ。それもなくなった。

 

朝のトイレにもスマホは持ち込まない。冷静になって考えるとトイレの短時間にもスマホを持ち込むのはかなり依存しているし、そもそも衛生的に問題がある、なんて分かってはいたが今までなかなかこの癖をなおせなかった。

 

今日は土曜日なので、家族で電車で外出。土日は平日と比べるとスマホを触る回数は元々少ない。しかも、アプリを制限しているのでそもそもスマホを開いても無意味であることがわかっている。モバイルSuicaは封印しというかそもそも無く、切符を買って電車に乗る。

 

スマホ依存から脱する試みをしていると、優越感なのか危機感なのか街行く人のスマホ利用に目が行ってしまう。

桜が満開の今日、誰も彼も肝心の桜を見ずスマホSNSに投稿すべき写真を血眼で取りまくっている。(もちろん前は私もその一員だったし、今日スマホで写真を取りかけたことは言うまでもない)写真を撮りたい気持ちは分かるが桜吹雪の動画を撮りたいからって大の大人が桜の木を揺らすのは謹んでいただきたい。

人混みの中スマホを見ながら歩いている人もいれば、かわいい我が子が熱心に遊びに誘っているのに軽くあしらっている人もいる。我が子の代わりに一体そのスマホで何を見ているのだろうか。おそらくゲームかどうでも良い緊急性の無い情報だろう。

人の振り見て我が振り直せ、特に我が子と一緒に遊べる時間はきっと思ったより少ない。50を過ぎたらきっとハゲて(進行中であることを自負している)加齢臭がするおっさんに物心ついてませた子どもたちが遊びに誘ってくれる可能性は皆無だと思っている。なのでその日は一段と子どもたちと必死に遊んだ。遊びすぎて子供が裸足になるのを許可したら妻に小言を言われたことは胸にしまっておく。

 

途中、巧妙な迷惑メールのSMSだけ来たため開いたが、間一髪でリンクを踏むことは拒否した。それ以外はスマホを触った記憶がなかった。

 

夜、子どもたちを寝かしつけここから就寝までのゴールデンタイムに入る。普段はここで嫁が風呂に入っている間にスマホをで漫画を読みふけるのだが、(嫁の風呂の間に読むのは大の大人が漫画を毎日ガッツリ見ていることに後ろめたさを感じるのであろう。)マンガアプリは捨て去ったしsafariも1分しか見れないのでそもそもスマホを見ず、赤ワインを片手に映画とドラマを見まくるという優雅な時間を送ることができた。スマホでダラダラ過ごすよりずっと良い。

 

寝る前にワクワクしながらスクリーンタイムを開く。

 

ジーザス!

普段より全然触ってないなと思っていたが、1分って・・・。

めちゃめちゃ効果出ているじゃないか、と思いつつ初日だから気にしているだけで、すぐに次の日からボロが出るだろうと自分に言い聞かせる。

 

しかし想定より絶大に効果が出て、ニヤニヤしている自分がいる。この顔を外でしていたら確実に避けられるだろう。が、嬉しいものはうれしい。

 

冷静に見てみると、そもそも4回しかスマホを持ち上げてないらしい。

 

 

よし、この調子で明日からも観測していこう。

 

ちなみにこのブログはPCで書きPCで見ているのでスマホで見たらどのようになっているか確認していない。改行や画像の大きさなど定石を無視して書いているのでさぞ見づらいかと思うが、ブログの内容に免じて許していただきたい。

スマホアプリを10個だけにしてスマホから自由になってみた 〜0日目〜

スマホから自由になりたい。

 

気がつくと、スマホを触っている。仕事を終えて子供を寝かしつけ、自由な時間なのにスマホで無料の漫画を読んだり、ニュースサイトの意味のないニュース記事を見たり、SNSを見ている。なぜかトイレにも持ち込んでいる。

 

個人的にはスマホは控えめに使っている方だと自負している。電車の中で誰しもスマホを見ている中、なるべく本を読むようにしている。スマホの置き場所を決めて必要な時以外触らないようにしている。

 

しかし、そんな努力は虚しく無情にもスクリーンタイムは1日2-3時間を示している。2012年3月にスマホを買ってから読書や他の趣味に費やす時間が減った気がする。確実にスクリーンタイム分はスマホに時間を費やしている。

 

もっとも、スマホが嫌いと言うわけではない。便利であることは言うまでもない。仕事では不可欠だし、10年前に比べると格段に生活が便利になったと思う。単純に私が依存してしまっていることが悔しい。

日常的にスマホを使い続けることが本当にいい影響のみなのか?悪い影響が大きいのではないか。少なくとも、人生で一番貴重な時間を奪われている。かといって、スマホを解約して仙人のようなライフスタイルを目指すことは妻に怒られそうだし友達とも繋がっていたい。

 

スマホを手放させず、依存を断ち切るにはどうすればよいのか。

 

そこで、アプリを必要最小限にすることに決めた。ウェブブラウザもamazonも全部なくして、必要最小限にすればよい。検索やネットサーフィンはPCからやるようにすればよい。きっと面倒でそんなにやらないから。

 

前置きが長くなったが、本ブログは、スマホアプリを10個だけにしてスマホから自由になれるかを検証するブログである。

 

 

ルール1:スマホアプリは以下10個のみとする

  • 設定
  • 電話
  • 電話帳
  • SMS
  • LINE
  • Messanger
  • Music
  • App store(消去できなかった)
  • カメラ(そもそも消去できなかった)
  • safari(消去できなかった)

 

私から最も多く時間を奪っているウェブブラウザとSNSを始め、PCで代替できるものはすべて削除していく。何人たりとも容赦はしない。

 

 

なかにはこんな必死の抵抗をしてくるアプリもあるが、無視してガンガン消していく

 

と思ったら、safariが削除できないことがわかった。これは悔しい。

仕方なく、Safariは基本的に1日1分の制限をつける。

 

アプリをバッサバッサ削除して、とうとうスマホアプリを10個に・・・!

なお、Google photoもすべて消してしまったため、久々にスマホとPCを有線で接続して画像を取り込んだ。でも別に代替案があるから不便さは感じない。

 

ルール2:調べ物やECはPC/iPadからやる。

買い物や検索をしたいときは、スマホからではなくPCでやる。スマホより開くのが面倒なPCにすることにより、頻度がおちるだろうと考えている。

また、iphoneには銀行口座のアプリや家のネットワークなど、webブラウザからでは全機能を使えずどうしても必要なアプリがある。それらのアプリをiPadやPCに移す。

 

ルール3:30日使って様子を見る

まずは30日使用し、スマホアプリを10個にしてどのような変化が訪れるか記録していく。不便さが勝って元に戻るのか、それとも失われた時間を取り戻し、このまま継続していくのか・・・。

 

なお、スマホの機能を極端に削ったので通信容量は0.5GB/月のキャリアに変更した。

 

さあ、これから30日間、スマホの脱依存生活を始める。楽しみだ!

スマホはネコにでも預けよう